Case Study

大手飲料メーカーのブランド認知拡大施策

統計アプローチによるPR効果の可視化、感度分析起点のプランニング

  • Brand Consulting Unit

01.

クライアント課題

大手飲料メーカーが新商品を発売するも、当初KPIとしていたブランド認知率・想起率が未達。その後の各施策を投下も、想定以上に拡大せず、特に手前の中間指標であるSNSでのエンゲージメント及びUGC発話量が低迷、SNS上のインタラクションも横ばいとなっていた。
新商品がターゲット層にリーチはしているものの、ブランドメッセージが適切に伝わっていないという課題が明らかになった。
当初の構想から発売までに2年を要していたため、メッセージや施策がトレンドに合致していないのでは?と担当部門内で協議されていた。

02.

Massive Actのアプローチ

当社は、顧客データと広告・SNSパフォーマンスデータを統合し、顧客セグメントごとの行動分析と各施策における重回帰分析を実施。流通店舗のデータや、可能な取得データ範囲において購入頻度やデジタル上の反応率の高いセグメントを特定。
さらに、広告やSNSキャンペーンにおけるクリエイティブやメッセージの最適化を代理店やクリエイティブエージェンシーと協議・提案。PoC計画の策定と検証方法について検討、各セグメントに最適な広告が配信されるよう、A/Bテストを繰り返し、最も効果的な組み合わせを導き出した。

03.

プロジェクト成果

分析結果からシミュレーションした段階的なKPIの達成度を計測しつつ、弾力性のある予算アロケーションを行い、リーチの質向上と、デジタル指標において向上が見られたことから、大規模な認知率調査を実施。発売時から顕著に増加していたことで、2ヶ月間で+12ptの売上増加を達成。UGCやインタラクション率も期間比で130%を達成した。

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