経営戦略
現在、デジタル化の波により社会環境・事業環境は急激に変化しています。
この情勢を好機と捉え、躍進していく企業やビジネスもある一方で、
デジタル化の推進=DX推進には高度な知的リソース/人的リソースが必要とされるため、
独力で”あるべき姿”の策定や計画を実現することは困難であることが現実です。
私たちは創業期より、統合デジタルマーケティングとDX支援・コンサルティングサービスを通じて
顧客企業の成長を支援する為邁進して参りましたが、
この度、2022年に策定したDX推進の方針を見直し、現在の事業環境に即した形で更新・強化することといたしました。
主たるサービスラインは24年9月に統廃合および見直しを行い、3領域、12ブランドの展開を予定しております。
DX推進戦略
経営戦略に伴い、主力事業のデジタルマーケティング事業において、 DXの軸を社外(顧客)社内(体制及びメンバー)に対して推進戦略を設置致しました。
■顧客企業へのDXプロジェクト推進
Digital Marketing
-Direct Marketing 費用対効果を最大化する広告運用支援
-Brand Marketing ブランド認知を高めるためのプランニングと広告運用
-Marketing DX マーケティングプロセスのデジタルトランスフォーメーション支援
-Marketing Data Consulting マーケティングデータを最適化し生産性とROIの向上コンサルティング
DX Solutions
-DX Advisory DXプロジェクトの監査とアドバイザリーサービス
-DX Consulting DXプロジェクトの構想/プランニング/実装・実行支援
-BPR Solution DX活動に付随する業務改革支援
-HR DX Service 人事領域におけるDXの実現と人材戦略の構築支援
Growth Marketing
-Growth Strategies 既存顧客データを活用した成長戦略支援
-MOps Service マーケティング活動の自走化のためのコンサルティング及びBPO
-CDP / MA tool Solution データ統合のためのCDP活用・導入支援とMAツールを活用したグロースマーケティング支援
-SaaS Analytics 各種DXツールの要件定義と構想・選定支援
■社内のDX推進
1)お客様のDX推進プロジェクトを高度化するためのDX人材の育成
①デジタル広告知見を保有する人材
②広告データ基盤・広告システム知見を保有する人材
③MAツール、CDP、クラウドツール等の包括的なツールプランニング知見を保有する人材
④事業活動をデジタル化するためのDX戦略知見を保有する人材
⑤データを活用した経営判断支援ができる人材
⑥顧客データの高度な分析と予測モデリングができる人材
⑦AI活用における倫理的問題に対処できる人材
⑧組織全体のDX推進をサポートできる人材
⑨新しいデジタル技術の事業応用を推進できる人材
⑩最新のデジタル技術動向を分析し、事業への適用を提案できる人材
2)デジタル技術やツールを活用した社内業務のDX化
①クラウド管理による情報集約/
統合速度/社内情報格差の是正と生産性向上
②勤務形態(オンサイト,オフサイト)による
提供サービスのギャップを改善する為の各種ビジネスツール活用
③ビジネスプロセスの自動化(DX化)による
情報流通精度の向上と提供サービスの高度化
④e-ラーニングの提供機会の充足化による
(1)DX人材育成の加速 など
⑤生成AIを活用し作業割合の多い業務を圧縮。空いたリソースで戦略策定に人的リソースを集中
⑥AI搭載の社内ナレッジマネジメントシステムによる情報共有の効率化
⑦RPAによる定型業務の自動化
⑧社内ポータルサイトの活用による部門横断的なナレッジシェアの促進
3)体制・組織及び人材の育成・確保案
Massive ActではDX戦略チームを設置し、
全社を挙げてDX推進体制を強化します。
・デジタル技術/データ活用による顧客体験価値を
最大化・推進する「シナリオプランニングユニット」の創設
・クリエイティブによる定性的な顧客体験価値を
最大化・推進する「クリエイティブストラテジーユニット」の創設
・上記、データ観点、クリエイティブ観点の両軸による
顧客体験を最大化・推進・研究する「CXM Center*」の創設
*CXM Center・・Customer eXperience Management
4)ITシステムの整備に向けた方策
・勉強会の実施によるスキルアップ
・人材育成支援
・クラウド環境の導入によるリモートワークでの業務効率化
・RPA導入による業務効率化
・生成AIを活用した文書管理システムの導入による情報検索の効率化
・全社的なデータガバナンス体制の構築
DX推進における指標
DX推進における指標として大きく以下4つの指標にて、 定点的にモニタリングし、DX推進を着実に実行・改善して参ります。
■顧客企業へのDXプロジェクト推進:モニタリング指標
ⅰ)3領域、12ブランドのサービスラインにおける売上・売上総利益シェアのトラッキング
※本質的な意味でのDXを「顧客企業のビジネスを”デジタル変革”するサービス」と
定義とし、特に、(5)DX CONSULTING(6)DX ADVISORYのシェアを
主軸に観測して参ります。
ⅱ)上記サービスの顧客満足度のトラッキング
■社内のDX推進:モニタリング指標
・勉強会の実施時間
・情報系の資格取得者数
・DX推進による従業員満足度
・DX関連の売上比率・売上額
・DX関連の固有サービスの提供数
・デジタルツールを活用した生産性向上率
・従業員のデジタルスキル習熟度
・業務プロセス自動化率
・AI・機械学習の業務適用数
・デジタル人材の採用・育成数
この度の経営戦略・DX推進戦略を通して、当社が掲げるミッション「変革の起点を創る」べく、
チーム一同日々研鑽し、社会への価値提供を目指して参ります。
今後とも皆様方におかれましては、
ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
実務執行総括責任者:代表取締役 高萩遼介